MacにnodebrewをインストールしてNode.jsのバージョンを管理する


前提

OS:macOS Monterey 12.4
Homebrew:3.6.8

Node.jsを使ってとあることをしようとしたら、そもそもNode.jsが入ってなかったので環境構築しつつメモを残すことにしました。
バージョン管理にnodebrewを選んだのは、名前を知ってたからというだけでこだわりは現状ありません。調べてるうちに他にも色々あることを知ったので、機会があれば他も試してみたいと思います。

インストールから設定まで

nodebrewのインストール

コマンド

brew install nodebrew


nodebrewのインストール確認

nodebrewのバージョンを確認するコマンドを実行し、インストールできていることを確認します。

コマンド

nodebrew -v

実行結果例

nodebrew 1.2.0

Usage:
    nodebrew help                         Show this message
    nodebrew install <version>            Download and install <version> (from binary)
以下略


nodebrewのセットアップ

コマンド

nodebrew setup

実行結果例

Fetching nodebrew...
Installed nodebrew in $HOME/.nodebrew

========================================
Export a path to nodebrew:

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
========================================


Node.jsのインストール

Node.jsをインストールします。「stable」で推奨版、「latest」で最新版をインストールできます。もちろん「v18.12.0」のようにバージョンを直接指定することもできます。今回は推奨版をインストールします。

コマンド

nodebrew install-binary stable

実行結果例

Fetching: https://nodejs.org/dist/v18.12.0/node-v18.12.0-darwin-x64.tar.gz
######################################################################### 100.0%
Installed successfully


Node.jsのバージョン指定

使用するバージョンを指定します。こちらもインストール時と同様に最新版やバージョン直接指定が可能です。

コマンド

nodebrew use stable

実行結果例

use v18.12.0


Node.jsの使用設定

Node.jsを使用するために「~/.zshrc」にパスを設定します。
※ターミナルが「zsh」の前提です。


「~/.zshrc」を開きます。

コマンド

vi ~/.zshrc


下記のパスを書き込み保存します。
①:「i」キーを押してインサートモードにする。
②:下記のパスを貼り付ける。
③:「esc」キーを押してインサートモードを終了する。
④:「:wq」と入力して「enter」キーを押し、保存して終了する。

コマンド

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH


設定を反映させます。

コマンド

source ~/.zshrc


Node.jsのバージョン確認

現在のNode.jsのバージョンが確認できれば完了です。

コマンド

node -v

実行結果例

v18.12.0


その他使いそうなコマンド

インストールできるバージョン一覧を表示

コマンド

nodebrew ls-remote


インストール済みのNode.js一覧を表示

「current: 〜」と書かれているバージョンが、現在指定されているバージョンになります。

コマンド

nodebrew list

実行結果例

v18.12.0
v19.0.0

current: v18.12.0


指定したバージョンのNode.jsをアンインストール

コマンド

nodebrew uninstall v19.0.0

実行結果例

v19.0.0 uninstalled