前提
OS:macOS Big Sur 11.5.2
ブラウザ:Google Chrome
バージョン:Rome
PDIの作成や日本語化は済ませてある状態での記事です。仕事でRESTメッセージを使うことになったので記事にします。
目標
RESTメッセージを使ったAPIへのリクエストとレスポンスのログを確認する。
送信HTTPログ(Outbound HTTP Log)
RESTメッセージを使ったAPIへのリクエストとレスポンスのログは、特に何も設定しなくても送信HTTPログで確認できます。
アプリケーションナビゲーターの
システムログ > 送信 HTTP 要求
から送信HTTPログのリストを表示することができます。
公式ドキュメント
docs.servicenow.com
ログレベルの設定
送信HTTPログはデフォルトのままだとリクエスト/レスポンスボディが出力されないので、ログレベルを変更して出力させてみます。ログレベルの設定はRESTメッセージ関数単位で行います。
前回作ったRESTメッセージ関数のフォームを表示すると、「HTTPログレベルを設定」のリンクがあります。
リンクをクリックするとログレベルを選択できます。
今回はリクエスト/レスポンスのボディを出力したいので、ログレベルを「All」に設定します。
ログレベルについての公式ドキュメント
docs.servicenow.com
送信HTTPログの確認
ログレベルを設定したのでリクエストを送り送信HTTPログを確認してみます。実行方法やコードは前回と同じです。
確認したいログ(の作成日時)をクリックすると詳細を見ることができます。下の画像はGETリクエストのログです。
画像の応答本文を見ると body truncated と最後に書かれていて、切り捨てられていることがわかります。これはデフォルトだと最大文字数が100文字になっているからです。最大文字数はシステムプロパティから設定できますが、設定値の最大は1000文字なので、それ以上には対応できなさそうです。
プロパティの公式ドキュメント
docs.servicenow.com