【ServiceNow】RESTメッセージを使ったAPIへのリクエストとレスポンスのログを確認する


前提

OS:macOS Big Sur 11.5.2
ブラウザ:Google Chrome
バージョン:Rome

PDIの作成や日本語化は済ませてある状態での記事です。仕事でRESTメッセージを使うことになったので記事にします。

kwn1125.hatenablog.com


目標

RESTメッセージを使ったAPIへのリクエストとレスポンスのログを確認する。

送信HTTPログ(Outbound HTTP Log)

RESTメッセージを使ったAPIへのリクエストとレスポンスのログは、特に何も設定しなくても送信HTTPログで確認できます。

アプリケーションナビゲーターの
システムログ > 送信 HTTP 要求
から送信HTTPログのリストを表示することができます。

公式ドキュメント docs.servicenow.com

ログレベルの設定

送信HTTPログはデフォルトのままだとリクエスト/レスポンスボディが出力されないので、ログレベルを変更して出力させてみます。ログレベルの設定はRESTメッセージ関数単位で行います。 前回作ったRESTメッセージ関数のフォームを表示すると、「HTTPログレベルを設定」のリンクがあります。



リンクをクリックするとログレベルを選択できます。



今回はリクエスト/レスポンスのボディを出力したいので、ログレベルを「All」に設定します。

ログレベルについての公式ドキュメント docs.servicenow.com

送信HTTPログの確認

ログレベルを設定したのでリクエストを送り送信HTTPログを確認してみます。実行方法やコードは前回と同じです。



確認したいログ(の作成日時)をクリックすると詳細を見ることができます。下の画像はGETリクエストのログです。



画像の応答本文を見ると body truncated と最後に書かれていて、切り捨てられていることがわかります。これはデフォルトだと最大文字数が100文字になっているからです。最大文字数はシステムプロパティから設定できますが、設定値の最大は1000文字なので、それ以上には対応できなさそうです。



プロパティの公式ドキュメント docs.servicenow.com