『個人開発をはじめよう!クリエイター25人の実践エピソード』を読んで


はじめに

『個人開発をはじめよう!クリエイター25人の実践エピソード』という本を読んだのでアウトプットします。以降記事内では『本書』と省略します。

どんな本か

内容や目次は↓に記載されています。 nextpublishing.jp

なぜ読むのか

  • 個人開発に興味があったから


ざっくり感想

自分は個人開発をやってませんが、エンジニアのエピソードを読むのが好きなので楽しく読むことができました。エンジニアそれぞれにストーリーがあってそれを読むだけで面白いですし、個人開発というテーマ以外はフォーマットがなく25人が各々自由に書いているので個性が出ていて面白いです。

個人開発へのモチベーションが上がるような話や、個人開発の知見が多く書かれているので、基本的には個人開発に興味がある人向けの本ではありますが、そうでなくても自分みたいにエンジニアのエピソードを読むのが好きであればオススメできる本です。既に個人開発をしている人であればあるあるネタとしてより楽しめそうです。

印象に残った章

第13章

イシベさんという1人のエンジニアが会社を辞めて無職になってから「PitPa」というサービスを作って起業する話です。単純にストーリーとして一番面白かったです。どんな壁にぶつかって、何を考えて、どう動いたかを主人公(?)のイシベさん視点で書かれており、ドラマを見てるような気分でした。

第16章

エンジニアではなくプログラミング経験もないHirozさんが「このままでいいの?」という思いからサービスを作った話です。「このままでいいの?」という言葉が何回も出てきてHirozさんの熱意を感じますし、同時に自分は「このままでいいの?」と考えさせられます。

第14章から第15章の流れ

番外編で、この2つの章が連続で載っていることが印象に残りました。なぜかというと、第14章では未経験の技術でやろうとするのは個人開発アンチパターンと紹介されていて、第15章では新しい技術に挑戦して時間かかったけど面白かったという話だからです。前後の章で違うことを言ってるのですが、目的や考え方が違うだけでどちらもあっていると思います。個人開発への考え方や取り組み方の違いが出ていて面白い流れでした。